研修について

医局の声

鈴木 達徳（医師3年目）

私は初期研修医を市中病院で勤務し、外科専攻医プログラムを大学で行うことにしました。後期研修先を大学病院に選んだ理由は２つあります。まず、今後主流になるロボット支援下手術を見ることができること。次に症例数の多さです。元からの強みである肝胆膵領域の症例数が高い水準で維持されていることに加え、消化管領域にも症例が増加していることに魅力を感じたからです。実際に働いてみて、病棟管理に限らず、早い段階での執刀の機会や助手として高難易度の手術に入る機会に恵まれて、モチベーションを保てています。後期研修を迷っている方、大学病院に戻ってくことを考えている卒業生をはじめ、興味のある方はぜひ見学に来てください！

久米 徹（医師4年目）

私からは専修医の目から見た当科の魅力についてお伝えしたいと思います。当科の魅力は、医局が新体制であり皆で作り上げる段階であること、近い学年の先生には基本的な知識や実務的な仕事まで教わり、また上級医の先生方からはエキスパートな手技などを丁寧に教えて頂けることです。医局の雰囲気は、時に厳しくも、和気あいあいとしています。関連病院が関東圏内であること、扱っている疾患が幅広いこと、体力があれば土日の救急当直をして一般的な外科医師のお給料の水準は保てることなどがあります。当科での後期研修に興味がございましたら一度見学に来てくださると嬉しく存じます。

村井 海輝（医師4年目）

新教授着任後の当院外科学教室は、若手を育てることに力を注いでおります。入局1年目から消化器外科医として働き外科専門医、消化器外科専門医を最短でとるため大学病院で経験するような疾患の手術、周術期の勉強をしながら、若手が経験するような手術を大学病院で指導医のもと執刀することが可能です。また、早いうちから学会発表や症例報告などの論文作成の機会も豊富にあります。医局の雰囲気も良く、何でも相談できるスタッフがたくさんいる環境下で充実した後期臨床研修のスタートを切ることができます。

中村 正典（医師12年目 当科に国内留学中）

日本大学消化器外科は、若手外科医の視点から見ると、いくつかの魅力的な特徴があります。医師12年目の私の視点からその良い点をいくつか紹介します。

1．経験豊富な指導医陣：当科には、経験豊富な指導医陣が揃っています。岡村教授をはじめ、日本肝胆膵外科学会高度技能専門医や日本内視鏡外科学会技術認定医を取得している複数の指導医陣が、若い外科医に指導を行い、手術の技術を磨き、複雑な症例に対応できるようサポートすることができます。

2．豊富な症例： 当科は、日本肝胆膵外科学会高度技能専門医修練医施設に認定されており、高度技能専門医取得希望者には執刀機会が多く、私も入職して早々に多数の症例を執刀させていただいています。さらに岡村教授の体制になってから、腹腔鏡下手術の症例が増えており、日本内視鏡外科学会技術認定医取得者が増えました。また、救急疾患も受け入れているため大学病院でありながら、若手外科医でも執刀機会が多いのが特徴です。

3．研究の機会：当科では、外科専門医や消化器外科専門医取得のために、必要な研究指導を行うことができます。専門医取得に向けて、学術活動は十分に行うことができます。

4．雰囲気の良さ：当科の最大のメリットは医局の雰囲気の良さが挙げられるかと思います。私は他大学医局の出身ですが、ここまで風通しの良い大学病院の医局は他にあるのだろうかと考えてしまうほどです。

少なくとも執刀機会が多くて、雰囲気が良いという条件なら入局するには十分ではないでしょうか。他大学出身者にもおすすめです。