血液膠原病内科学分野
血液内科・腫瘍内科では悪性腫瘍の病態、予後因子の解明、新規治療に取り組んでいます。悪性リンパ腫では遺伝子、蛋白の発現に基づく新たな予後因子の解明を試み、難治例に対する強化化学療法と自家移植を行っています。白血病では新規化学療法の開発やチロシンキナーゼ阻害薬投与例における効果予測、合併症、免疫動態の研究を行っています。骨髄腫では新規治療薬投与例における予後因子の解析とオートファジー機構の解明の研究を行っています。造血細胞移植では、治癒を目指したHLA不一致同種移植も行っています。
膠原病内科では、基礎研究としてEBV感染ヒト免疫NOGマウス自己免疫疾患モデルを用いた研究によりびらん性関節炎、骨髄浮腫が起こることを証明しました。臨床研究では3ステラMRIを用いた膠原病リウマチ性疾患に伴う心病変の検討を行っています。