麻酔薬がヒトの体の様々な調節機能(脳循環調節、自律神経性体循環調節)に
与える影響の研究を行っています。
臨床的研究として、全身麻酔や周術期の特殊環境が循環調節系に与える影響を麻酔科学講座と共同研究している。具体的には心電図、連続血圧計、脳血流計により、全身麻酔中の心拍変動、血圧変動、脳血流変動を測定し、自律神経活動や動脈圧受容器心臓反射機能、脳血流自動調節能を評価する。また、全身麻酔は様々な薬剤を併用するため、薬剤単独の影響は明らかに出来ない。そのために基礎的研究として、薬剤単独の影響も研究し、これらの研究結果を臨床へフィードバックしている。
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手術中の血液量の変化を模擬した実験の風景
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吸入麻酔薬の実験の風景